Interview
東洋設計事務所との出会い、入社の経緯を教えてください。
元々インフラ関係の仕事に興味がありましたが、私の進む道を決定づけたのは、就職活動中に地元を襲った大雨です。幸い自宅への浸水は免れましたが、家の前の道路が冠水する光景を目の当たりにし、「私たちが日々安全に過ごすことのできる"当たり前"を支える水道のシステムは、どうなっているのだろう」と強い探求心が芽生えました。
いくつかの企業の面接を受けましたが、東洋設計事務所の面接は雰囲気がとても穏やかで、私の話をじっくりと聞いてくれる姿勢に安心感を覚えました。ここなら自分の言葉でしっかりと対話ができる。そう実感できたことが、入社の決め手になりました。
仕事の面白さと、入社してからの成長について教えてください。
私は土木系以外の学科出身なので、入社後は学ぶことの多さに圧倒されました。分かったと思っても、また次々と新しい課題が出てくる。特に、座学の知識と現場での現実が違うことには驚きましたね。設計上は正しくても、実際の施工ではやりづらい。もちろん、その逆もあります。仕事を覚えていくほど、一筋縄ではいかない奥深さに、面白さを実感しますね。
難しい課題に対して、自分なりに考え抜いた設計が「これしかない」という最適解だと確信できた時や、お客様に自分の考えをしっかりと伝えられた時に、大きなやりがいを感じます。
職場の雰囲気や、未来の仲間へのメッセージをお願いします。
周りは経験豊富なベテランの先輩も多くいますが、皆さんとても気さくな方です。時には敬語を外して話せるほどフラットな関係性ですね。普段はお互いに静かに集中していますが、設計でつまずいた時など、的確なヒントをもらえます。
私も未経験で入社したので、未来の仲間にも専攻は気にせずどんどん挑戦してほしいと思っています。大切なのは、まず自分で調べ、それでも分からないことを素直に聞ける勇気。「何が分からないか分からない」状態でも、先輩たちが一緒に言語化を手伝ってくれます。それさえあれば、必ず成長できる温かい環境です。